田中阿季羅が白金堂にまつわる様々な話をお届けします。

2011年5月アーカイブ

杜撰

最近 『杜撰』 という言葉をよく目や耳にしますが、自身の中で、そもそもの意味、言葉の由来が曖昧でしたので調べてみましたところ(諸説あるかとは思いますが)以下のよう意味らしいのでご参考まで・・・。

 「どうもきみは『ずさん』で困る」とか「やりかたがすこし『ずさん』だな」とかいう言葉は現在でも相当使われていて、「かな書き」でも意味は十分通じると思う。だが、漢字で書くとなると、これまた入試問題用語みたいになっていてむずかしい。

たしかにこの 『杜撰』 は、そのまま漢字で読めば「とせん」である。 「杜」 は 「赤棠」(あかなし)で、山野に自生する果樹の意だといわれるが、これは中国人の姓なのである。 「杜」 を 「もり」 と読むのは、いわゆる日本読みであって、その中国人の姓はdu、「森さん」とは訳せない。

「撰」 は 「選」 とはちがって、選び出して造ること、つまり著述することである。だから 『杜撰』 を 『ずさん』 と読むと故事がからんできて、「文字がでたらめで、根拠のないこと」に用いられる。

その出展は、宋の杜黙(ともく)が詩をつくると多く律に合わなかったことから、当時の人が、法式にあわないものを、 杜の撰 、つまり杜撰といったのに始まる、といわれている。(『野客叢書』)参考文献 『中国故事』 飯塚朗著 (角川書店 )

心の糧七ヶ條

『八橋』.jpg

神坂雪佳 『八橋』

 

一、此の世の中で一番たのしく立派なことは生涯を貫く仕事をもつことである 

一、此の世の中で一番さみしいことは自分のする仕事のないことである

一、此の世の中で一番尊いことは人の為に奉仕して決して恩に着せないことである

一、此の世の中で一番みにくいことは他人の生活をうらやむことである

一、此の世の中で一番みじめなことは教養のないことである

一、此の世の中で一番恥であり悲しいことはうそをつくことである

一、此の世の中で一番素晴しいことは常に感謝の念を忘れず報恩の道を歩むことである

 

                               京都・嵯峨 小倉山二尊院 より引用

 

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