田中阿季羅が白金堂にまつわる様々な話をお届けします。

2012年8月アーカイブ

磯清水

 先週、お盆の最終日に母方のお墓にお参りした折、天橋立に寄ってきました。回転橋から白砂青松の道を500メートルほど歩いて行きますと、左手奥に井戸が見えてきます。 ここが 『磯清水(いそしみず)』 と呼ばれる井戸で、その場所は四面海水の中にありながら、少しも塩味を含まない清浄な淡水が湧出している不思議な井戸として古来より伝えられています。

 和泉式部も飲まれたであろうその湧水を柄杓で手に取り、一口二口と飲んでみましたが、本当に真水で美味しいお水でした。京都には市内・市外ともに不思議な場所がたくさんあり、本当に感心いたします。

 

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s033 2012.8.16.jpg      帰り道、浜辺を歩いておりますと、娘が 『イソガニ』 を見つけてきました。

 

KATAGAMI Style

 京都国立近代美術館に行ってまいりました。日本の型紙は、染物の着物が盛んであった江戸時代から優れた技術・意匠を持ち合わせその斬新な構図と緻密な技は、のちに欧米各地に渡り、絵画・版画・家具・陶磁器・ガラス製品からテキスタイル・室内装飾へと美術・工芸の分野で大きな影響をおよぼしました。

 展示では、1707(宝永4)年の型紙 「銀杏橘」 からはじまり、その緻密さとバリエーションに富んだ数々のデザインは、どれも目を見張るものばかりで、特にその意匠を立体的に表現した陶磁器・ガラス器は興味深く、『クリストファー・ドレッサーの花瓶』 『エミール・ガレの花器:菊、小鉢:唐草』 などは本当に美しく表現されたものでした。

 日本人の卓越した 「美的感覚」 「技術力」 「集中力」 をあらためて知る貴重な時間となりました。

 

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