田中阿季羅が白金堂にまつわる様々な話をお届けします。

2013年9月アーカイブ

観月の夕べ

 一昨日、中秋に満月とのことで、大覚寺(正式名:旧嵯峨御所大覚寺門跡)にお月見に行ってまいりました。地元に長年暮らしながら夜にお参りしたのは初めてでした。

 龍の舟に乗って境内の大沢池から観たかったのですが、当日分の舟券は既に売り切れとなって、観光客の方々の乗船待ちの長い行列ができておりました。

 

013 2013.9.19.JPG また、境内の「本堂」「御影堂」「宸殿」「正寝殿」も同時に拝観することができ、それぞれの部屋の襖には、狩野山楽の 「牡丹図」 「紅白梅図」をはじめ桃山時代を代表する金碧画も観ることができました。

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 『牡丹図』

 

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『紅梅』

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『白梅』

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『御冠の間』

039 2013.9.19.JPG『宸殿の松図』 

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 『龍頭鷁首舟』

(りゅうとうげきしゅふね) 

 

伊藤若冲の名品展

 相国寺承天閣美術館で 『伊藤若冲の名品展』 を観てまいりました。伊藤若冲(1716~1800)は江戸時代中期に活躍した京都の絵師。青物問屋の長男として生まれながら絵を描く事を好んで日本や中国の画法を学び、それに飽きたらず写生に苦心し、他の追随を許さない画風を確立しました。

 当時有数の文化人、相国寺第113世、梅荘顕常こと大典禅師の知遇を得てからは、禅にも傾倒してその画業に深みを加え、写生的、装飾的な花鳥画、そして独創的な水墨画の傑作を生み出しました。

 特に鹿苑寺(金閣)大書院旧障壁画が秀逸で、水墨画でありながら緻密な描写、絶妙なバランスで感覚で描かれた画は、本当に美しいものでした。

 

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 『月夜芭蕉図』 を彷彿させる大きな芭蕉

 002 20132.9.6.JPG「美術館の中庭」  

 

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「大変勉強になりました」 

 

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