田中阿季羅が白金堂にまつわる様々な話をお届けします。

2013年12月アーカイブ

安部龍太郎さん

2013年 『等伯』 (日本経済新聞出版社)で 第148回 直木賞を受賞されました 

安部龍太郎さんにお越しいただいました。

安部氏とのお付き合いは、二か月ほど前に、ご愛用されていた「鼠志野の茶碗」の修理のご依頼を戴いたのがご縁です。

本日は、 大本山 大徳寺 が発行されています 「紫野」 という小冊子に、安部氏が、執筆を寄せられており、弊社白金堂と私のことをとりあげてくだいました。

その冊子が 「出来上がりましたので・・・」と小雨の中わざわざ花園までご持参くださいました。偉い先生が直々にと恐縮いたしましたが、

厚かましついでに 『等伯 上・下』共直筆サインをお願いし其の上、お写真まで撮らせていただきました。

本当に物静かで紳士的なお方ですが、身体の中に、太いブレない太い芯が一本入っておられるような感じがしますし、

そこから滲み出るオーラと言うか、テンダーな優しさを感じさせる素敵な方でした。

本日は、本当に有り難うございました。

 

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001 2013 (3).JPG 「直筆のサイン」

 

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「ご持参いただいた小冊子」

 

s015 2013.12.19.jpg「修理中の鼠志野茶碗と一緒に」

 

萩焼急須

 貫入に渋が入り良い景色となった萩焼の急須です。持ち手部分がボディ-ごと破損しています。その上、底部分にまで延びる「ヒビ」が縦方向に2本入っています。

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透素黒目漆(NOA)で持ち手を接着しヒビを埋めていきます。

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「内側のヒビ」

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「外側のヒビ」

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「持ち手部分」

 

漏れを確認しながら中塗りを数回繰り返し、純金消粉(22,66K)で蒔絵を施しました。

貫入に渋が入った生地に金が映え、上品で落ち着いた感じになり、お客様にも

大変お喜びいただきました。有り難うございました。 

 

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