田中阿季羅が白金堂にまつわる様々な話をお届けします。

2014年2月アーカイブ

獺魚を祭る

 「獺」(かわうそ・かわおそともいう) は魚をよくとらえるが、岸に並べてなかなか食べないので、それが祭りの供え物のように見えるところから、かわうそが先祖の祭りをしいているようにみられるようになった。

中国古代の天文学による七十二候の一つ。すなわち、二十四節季でいう「雨水」の初候。陰暦の正月だが、今の暦でいえば、おおよそ二月二十日から二十四日のころに当たる。中国の 『呂子春秋(ろししゅんじゅう)』 や 『礼記(らいき)』 にこの言葉が見られる。

文学者の正岡子規は、かたわらに書物をとりちらかすことが多かったので、それを魚を並べるかわうそになぞらえ、「獺祭書屋主人(だっさいしょおくしゅじん)」と号した。

脱線しますが、「獺祭」 岩国で造られるこのお酒、本当に美味しいですね。

 

参考文献:日本大歳時記

 

00007729.jpg『色絵春草図汁次』 

 

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