田中阿季羅が白金堂にまつわる様々な話をお届けします。

2014年3月アーカイブ

ツバキにつて

 ツバキの和名は厚葉樹(あつばき)や艶葉樹(つやばき)などが語源とされ、古来、材は薪炭・調度・器具用材に、子実は油糧として人々の生活に利用されてきた。

 室町時代後期に茶の湯の文化が確立していく中で、露地庭に好んで植栽されるようになり、この花の鑑賞が一般にも広まったとされる。

 数ある園芸品種のうち 「有楽」 は、織田信長の実弟で利休十哲のひとりにも数えられえる茶人 織田有楽齋がめでたと伝わる京ツバキの代表的品種のひとつ。

 関東では、"太郎冠者„ と呼ばれるが、これはツバキの中では比較的開花期が早い特徴を狂言における最初の登場人物になぞらえたためらしい。

 

京都府立植物園つうしん

 

 

00007710.jpg『色絵椿文向付』

 

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