田中阿季羅が白金堂にまつわる様々な話をお届けします。

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Baccarat バカラ キャットアクロバット

先般ご依頼を戴きました バカラ のネコの置物です。ロシアンブルーを彷彿させるようなしなやかな造形が大変美しいです。
依頼品は、右頭部から右耳にかけていびつに欠けています。それらを元の形まで整形した後、純金丸粉24K(金99,99%)で蒔絵を施しました。
純金部分が新たな模様となり、可愛らしくより美しい置物になりました。

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「修理前」

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「頭部と右耳の半分が欠けています」

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『修理後』

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『純金丸粉24K(金99,99%)使用』

柿右衛門窯 色絵宝瓶(蓋)


真白い生地が美しい 柿右衛門窯 の色絵宝瓶の蓋です。真二つに割れています。
漆でズレないように慎重に接着し、ゆっくり確実に硬化させて行きます。
その後、中塗りを数回繰り返し行い 純金丸粉24K で蒔絵を施しました。
継いで見ますと、蒔絵部分が上絵の茎と同じようなデザインとなり 違和感なく仕上がり、良い感じになりました。


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「修理前」

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『修理後』

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出西ブルー


島根県の出雲市にある 「出西窯」(しゅっさいがま) で作陶された花器です。美しく吸い込まれるようなブルーが特徴的で、 「出西ブルー」 と呼ばれています。
依頼品は、大小の破片に大きく破損しています。花器を修理する場合、少しでも隙間がありますと水漏れにつながりますので漆で確実に接着した後、中塗りをしっかり施します。
今回は、純金消粉で蒔絵を施しました。艶のあるブルーの生地に、マットな消金が、妙に調和し実用的に美しくよみがえりました。


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「修理前」

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『修理後』

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『純金消粉(22,66K)使用』

エルメス・ガダルギヴィール

先般ご依頼を戴きました エルメスのマグカップ です。白い生地に、燃えるような赤でのデザインが特徴的です。日本の 『金襴手』 や 『錦手』 に代表されるように 「白」 と 「赤」(朱) と 「金」 は、大変良く調和します。
依頼品は、欠けとヒビ部分を 純金丸粉24K で金継ぎさせて戴きました。純金部分が、赤に映えると共に、新たな景色となり美しく仕上がりました。


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『純金丸粉・24K(金99,99%)使用』

夜桜@祇園白川

昨夜、祇園白川を散歩してきました。小雨に濡れた柳と桜、石畳・・・。そのすべてが、美しいのを通り越し、艶めかしいくらいでした。 スペシャルな空間・時間・・・。


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DSC_0446 (2).JPG「ホントに綺麗!」






祇王寺


先日、お天気が良く寒さも緩んできておりましたので、奥嵯峨野の祇王寺まで散歩に出掛けました。このお寺は竹林と楓に囲まれたつつましやかな草庵で、 『平家物語』 にも登場し、平清盛の寵愛を受けた白拍子の「祇王」が清盛の心変わりにより都を追われるように去り、母「刀自」と妹「祇女」ともに出家、入寺した悲恋の尼寺として知られております。 オフシーズンのためか参拝される人もまばらで、竹林からは、自然の風の音と、鶯の鳴く声だけが聞こえる澄んだ空間の中で、心洗われる時間を過ごすことができました。


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「祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、
盛者必衰のことはりをあらわす。おごれる人も久しからず、只春の夜の夢のごとし。・・・」

青備前茶碗


普段は、備前焼と聞けば、赤茶褐色の焼き物をイメージしますが、窯の中で焼成中に灰を沢山被ったり、エアポケット的に酸素が行き届かない場所で焼かれたものは、還元状態(酸欠状態)となり、出来上がりが青灰色に発色することがあります。この様な色調に焼き上がったものを 「青備前」 と総称されています。
依頼品は、気の毒なほどバラバラに破損しており、破片が欠落している部分も数カ所ございました。難しい事例ではありましたが、気合いとガッツで修理させていただきました。
また、蒔絵部分が純金の緋襷のような景色となり、オンリーワンのクールなお茶碗に生まれ変わりました。


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「修理前」

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「接着→欠け埋め→中塗り」

P1060379.jpg『純金丸粉24K(金99,99%)使用』

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御本手徳利

御本が綺麗に出て上品で温かみのある徳利です。依頼品は、口部分が30㎜ほど欠けて破片はございませんでした。陶器の徳利はこのような破損状況が比較的多くみられます。

欠けた部分を少しずつ錆漆で成形して、元の形まで近づけていきます。本体の形状を考慮し、均一に整形した後に今回は、純銀丸粉(大極上々銀)使用で蒔絵を施しました。

生地と蒔絵部分が同化して違和感なく良い感じに仕上がりました。

 

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「修理前」 

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『修理後』

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 『銀継ぎ:純銀丸粉(大極上々銀)使用』

年末年始休業期間のお知らせ

謹啓

師走の候、皆様方におかれましては益々ご清祥のことと、心よりお慶び申し上げます。

平素は格別のお引き立てを賜り、有り難く厚く御礼申し上げます。

さて、洵に勝手ながら弊社では、本年度の年末年始につきまして下記の通り休業させて

いただきます。

皆様には、ご不便をお掛けいたしますが、何卒、ご寛容のほどお願い申し上げます。

今年一年のご愛顧を賜りましたこと御礼申し上げるとともに、皆様のご健康とご多幸を、

心よりお祈り申し上げます。

                                                   謹白

 

年末年始休業

平成28年12月30日(金)~平成29年1月4日(水)

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永観堂 禅林寺の紅葉

 先日、仕事の合間に左京区にある 『永観堂』 の紅葉を観に行ってまいりました。あいにく曇り空ではございましたが、綺麗な紅葉をめでることが出来ました。先日の風雨で多数の葉が落ちてはおりましたが、落葉も錦の毛氈の様でこれまた綺麗でした。短い時間でしたが、心洗われる貴重な時間となりました。新緑の季節にもまた足を運びたいと思っています。

 

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