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白金堂ブログ

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伊藤若冲の名品展

相国寺承天閣美術館で 『伊藤若冲の名品展』 を観てまいりました。伊藤若冲(1716~1800)は江戸時代中期に活躍した京都の絵師。青物問屋の長男として生まれながら絵を描く事を好んで日本や中国の画法を学び、それに飽きたらず写生に苦心し、他の追随を許さない画風を確立しました。

 当時有数の文化人、相国寺第113世、梅荘顕常こと大典禅師の知遇を得てからは、禅にも傾倒してその画業に深みを加え、写生的、装飾的な花鳥画、そして独創的な水墨画の傑作を生み出しました。

 特に鹿苑寺(金閣)大書院旧障壁画が秀逸で、水墨画でありながら緻密な描写、絶妙なバランスで感覚で描かれた画は、本当に美しいものでした。

 

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 『月夜芭蕉図』 を彷彿させる大きな芭蕉

 「美術館の中庭」  

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「大変勉強になりました」