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白金堂ブログ

修理事例

紅彩梅文様花瓶 【金継ぎ】

口径が尺(約30cm)高さが尺5(約45cm)近い大きな花瓶です。口縁部分が大きく破損しています。其々の破片を慎重に接着し元の形へ戻していきます。大きく重たい上、破片の線が複雑に交差しておりますので難しい事例でしたが、何とか中塗り地描きの上、蒔絵を施しました。蒔絵部分が呉須の枝と同期して、紅彩の生地が純金の線をより引き立てる形となり美しくオンリーワンの花瓶になりました。

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「修理前」

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  『修理後』

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『純金丸粉24K(金99,99%)仕上げ』

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『make a fresh start in life ! 』