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白金堂ブログ

修理事例

ロイヤルコペンハーゲン フローラダニカ コーヒーカップ【金継ぎ】

昨年、同コレクションのソーサーの修理をさせて戴きましたが【ロイヤルコペンハーゲン フローラダニカ ソーサー #20/3597 【金継ぎ】 | 京都 金継ぎ 白金堂 (kintsugi.net)】今回のご依頼はコーヒーカップです。

ヒットしたと思われる部分から下方向にYの字にヒビが入っています。ヒビ部分にルーターで浅い溝を掘り緩くした生漆を数回入れて確実にヒビを埋めていきます。

その後、中塗りを繰り返し熱湯をカップに入れてモレや気泡の発生がないかテストします。問題がなければ弁柄漆で地描きの上、純金丸紛で蒔絵を施します。

上絵の植物の繊細なイメージを損なわない様に心掛けて作業をすすめていきました。元々金彩の部分が多いカップので違和感なく良い感じに仕上がりました。

「修理前」

『修理後』

 

 

【純金丸紛24K(金99,99%)仕上げ】