ロイヤルコペンハーゲンのカップ
貝のような溝のある特徴的な白いボディに、染付の唐草文様が、よくマッチした上品なコーヒーカップです。
依頼品は、本体が真っ二つに割れて、ヒットしたと思われる部分には欠けがあり、反対側にはヒビも入っていました。
薄手の生地ですので、ズレが生じないように慎重に接着してその後、中塗り・欠け埋めを数回繰り返し、純金消粉(22,66K)で蒔絵を施しました。
呉須の線の太さに金線も同様に合わせて、自然な良い仕上がりになりました。
ご依頼を戴き、誠に有り難うございました。
「修理前」
『修理後』
【純金消粉 23K仕上げ】