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白金堂ブログ

修理事例

青萩湯呑 〖銀継ぎ〗

〖銀継ぎ〗

 ご依頼時、接着剤で接着された状態でしたので剥離作業から始めましたところ10片以上の破片と数カ所の欠け、ヒビがありました。お湯呑やティーカップなど熱い飲み物に使用する器の修理は、難しいケースが多く慎重さと集中力が必要です。

漆で確実に接着・欠け埋めの後、中塗り・砥ぎを何回も繰り返した後、熱湯を入れてモレや気泡の発生が無いかテストします。確認後、蒔絵の工程に進めていきます。

今回は、純銀丸粉仕上げの「銀継ぎ」をご提案いたしました。難しい事例ではありましたが、釉薬の色調と純銀が程よく調和し自然な感じに仕上がりました。長い間お預かり致しましたが、お客様にも大変ご満足を戴きました。

 

「修理前・剥離後」

 

「中塗り・欠け埋め」

 

 

 

 

 

『修理後』

 

 

 

 

 

 

 

〖純銀丸粉(大極上々銀Sv999)仕上げ〗