白金堂ブログ

田中阿季羅が白金堂にまつわる様々な話をお届けします。
 

辰砂マグカップ

鮮やかな赤い色が映える辰砂釉のマグカップです。把手部分から本体にかけて破損しています。通常、純金丸粉で蒔絵を施すことが多いのですが、今回も前回ご紹介の柿釉盃に続き経年酸化することを前提として、純銀丸粉で蒔絵を施しました。
純銀部分が、赤・鉄・鼠色とよく調和してシックな出来上がりとなりました。経年純銀部分が、一層馴染んでより良い感じになっていくかと思います。

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「修理前」

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『修理後』

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〖銀継ぎ:純銀丸粉(大極上々銀)使用〗

蝋梅

先日、自宅と仕事場の生き帰りに、何かいい匂い!深く甘い香りがするなぁ~と思っておりました。ふと立ち止まって周りを見回しますと薄黄色のかいらしい花が鈴なりに咲いておりました。
調べてみますとこの種の花は 「ソシンロウバイ」 と言うらしく半透明で少し艶のある花びらが、まるで蝋細工の様であるところから 『蝋梅』 と言われています。季節と自然が生み出す造形美と芳香に酔いつつ時間を忘れて暫く眺めておりました。

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「ソシンロウバイ」

近藤濶造 柿釉の盃

近藤濶(ひろし)造 柿釉の盃です。染付の作品を多く残されておられる印象がございましたが、今回ご紹介させていただく器は、渋い色調の盃です。
全体の約半分が細かく破損しています。漆でズレなく慎重に接着・中塗りの後、純銀丸粉で蒔絵を施しました。純金とはまた違った落ち着いた趣となり、渋く良い感じになりました。

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「修理前」

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『修理後』

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『純銀丸粉:大極上々銀使用』

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年末年始休業期間のお知らせ

謹啓 師走の候 皆様方におかれましては 益々ご清祥のことと心よりお喜び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り、有り難く厚く御礼申し上げます。
さて、洵に勝手ながら弊社では、本年度の年末年始につきまして下記の通り休業させていただます。お問い合わせの返信につきましても 7日(月)以降とさせて戴きますが、何卒ご寛容のほどお願い申し上げます。
今年一年のご愛顧を賜りました事に御礼を申し上げるとともに、新年も引き続きお引き立て賜りますよう心よりお願い申し上げます。
                                 謹白


年末年始休業
平成30年12月30(日)~平成31年1月6日(日)


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「師走 ィ夜の 南座・・・ よいお年を!」

大倉陶園 創業100周年展

先月になりますが、『大倉陶園 創業100周年展』 にご招待をいただき八坂・円山町の 長楽館 へ出掛けてまいりました。
最高級の素材で作られた純白の白磁の生地に、最高の技法で金彩・色絵・エンボスを施された食器の品々は、本当に美しく何れも息をのむばかりでした。大倉陶園の方が作品の詳細を丁寧にご説明して下さり大変勉強になりましたと同時に、貴重な時間・空間を過ごす事が出来ました。

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『細見美術館・伊藤若冲コレクション コラボレーション作品』

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『京都迎賓館の食器』

第113回 京料理展示大会

毎年、商社ブースで参加させていただいております 「京料理展示大会」 が 12月13(木)・14日(金) の両日に、京都市勧業館「みやこめっせ」で開催されます。
 京料理の展示をはじめ、京料理教室、舞妓さんによる京の舞、京野菜や京名品の販売、マグロ解体及び即売等、盛りだくさんの内容となっております。
 弊社では、特別ご優待(当日一般800円を600円に!)チケットはがきをご用意させていただいておりますので、ご希望の方はメールまたは、FAXでお問い合わせ下さい。
皆様のご来駕心よりお待ち申し上げます。

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http://www.kyo-ryori.com

エルメス・ガダルギヴィール カップ

エルメス ガダルギヴィール レッドのコーヒーカップです。把手部分が本体から取れ2分割に破損しています。各接着部分の面積が極端に狭く、接着のみでは強度が不足してしまいます。
そこで、3か所の接着・接続部分すべてに薄い布を巻き、漆で固めて補強した後、蒔絵を施しました。
タイトな作業となりましたが、赤い色調の上絵と調和して、良い感じに仕上がりました。

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「修理前」

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『修理後』

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『純金丸粉24K(金99,99%)使用』

左利き用 急須

ハサミ・包丁・扇子・スマホケース・トランプ等、左利きの人用の道具が多数ございますが、今回ご紹介させていただく器は、左利き用の急須です。
これを右利きの人が使用しますと、左利きの人の不便さがよく分かります。依頼品は、蓋・本体とも破損しておりました。熱いお湯を入れる器ですので、漆でズレなく慎重に接着し、中塗り→乾燥を数回繰り返し漏れがないかテストの上、蒔絵を施しました。金継ぎで再生し、またご使用頂けるようになりました。

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「修理前」

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「漆で接着~中塗り」

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『修理後:本体』

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『修理後:蓋』

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『純金消粉22,66K使用』

夏季休業のお知らせ

拝啓 猛暑の候 皆様方におかれましては 益々ご清祥のことと 心より

お慶び申し上げます。

平素は格別のお引き立てを賜り、有り難く厚く御礼申し上げます。

さて、洵に勝手ながら弊社では、8月13日(月)~8月16日(木)までを

夏期休業とさせていただきます。

なお、休業期間中のお問い合わせフォームにつきましてのご返信は

8月17日(金)以降になりますが、ご寛容のほどお願い申し上げます。

つきましては今後とも何卒お引き立て賜りますよう

心よりお願い申し上げます。 

敬具


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『金魚玉図』

祇園祭・宵山

先週末から急激に気温が上昇して、京都市も三日連続で38℃を超える猛暑日となっております。昨夜の宵々山では、この暑さにもかかわらず、17万8千人(京都府警・午後10時30分発表)もの人出で賑わっております。
鉾は日が暮れて提灯に灯がともった夜の方がより綺麗さが増すのですが、お昼間、外出いたしましたのでちょっと寄ってきました。
山鉾巡行は、前祭りが明日17日(火)、後祭り24日(火)に行われます。

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『長刀鉾』

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『こちらは「大丸」で販売されている大判』

荷平造 団扇皿

その昔、大変お世話になりました 二代 島 荷平 「楽桔梗図団扇皿」です。
荷平先生の作品は、何れも独特の温かみがあり、また造形的にも秀逸なものが多数ございました。其の上、上絵も大変上手な方で、工房前のお庭には沢山の草花を植えておられ、「桔梗」も季節になるとよく拝見しに寄せてもらい、お皿を見た瞬間その時の記憶がふと蘇りました。 

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『桔梗図団扇皿』

花菖蒲@自宅

先日、自宅の軒先にある『花菖蒲』が今年も綺麗な花を咲かせてくれました。
まだ一輪だけの開花でしたが、高貴で美しい薄紫色の花を暫く眺めておりますと、本当に心が洗われます。

DSC_0355 花菖蒲1.jpg『花菖蒲』

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こちらは次の出番を待つ 『紫陽花』

リサ・ラーソンのアザラシ

スウェーデンを代表する陶芸家 リサ・ラーソン の アザラシです。ご依頼時、それはもう本当に可哀想な姿で届きました。
ボディーが、定窯釉のような象牙質の白磁でしたので、青金泥18K(グリーンゴールド/金75%・銀25%)をご提案いたし、蒔絵を施しました。
色調も落ち着いた感じとなり、違和感なく仕上がりました。

P1070183.jpg「修理前」

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『修理後』

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≪青金泥18K(金75%・銀25%)使用≫

夜桜@広沢

時代劇のロケーションでも有名な広沢池近くの桜を観に行ってきました。この付近は市内にありながら街中の喧騒から離れ、山々が近いので空気も澄んでおり、私の好きな場所の一つです。無数に咲き誇る桜の花は美しく、篝火とともに幽玄の世界に誘われるかのようでした。

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